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たったひとりの愛する男から素敵だと思われることが、素敵な女性になる最大の目的ではないでしょうか。
恋愛の基本は、好きになった人が自分にとっては素敵というこだわりに、どこまでこだわれるかなんです。 たとえ世の中のすべての人間が「あんな人どこがいいの」と言っても、自分だけはいいと思っているというのが愛なんです。
たとえば、男の芸能人でも「どうしてあの人を選んだんだろう」というような女性と結婚することがよくあるわけです。 あれだけかっこよくて、あれだけ女にもてれば選び放題なのに、ずっと陰で支えてきたような地味な女性を選ぶ。
あるいは、「あのカミさんじゃ大変だろう」という奥さんがいて、あれこれ陰口をたたかれても離婚もせずにいる芸能人もいっぱいいるわけですね。 それは世間が「もっといい女がいるだろう」と思っていても、自分の意思を通しているんです。
だから、素敵な女性というのは、世間の評価ではないんです。 女はどうしても、世間に映る自分というものを見てしまうんです。
だからこそ、素敵な男をつかまえた喜びは大きい。 みんなから羨望される結婚をすることは、最高の幸せになる。
そういう自分が自分のイメージする素敵な女性というふうに、勘違いしている女性もときどきいると思うんです。 ようするに、世間の目に自分がいい女として映るには、みんなが素敵と認める男をつかまえなきゃいけない。

だから、最大公約数のいい女になって、できうる限りのいい男と結婚しようという意識があるような気がするんです。 で、女はこれはという男を見つけたら、駆け引きを始めるんですね。
幸せな結婚を求めて、自分の魅力を武器に押したり引いたりを繰り広げる。 女にとって結婚を考えない恋愛は、この世に存在しないのではないでしょうか。
たいていの女は恋愛していれば結婚を考えているし、プロポーズの言葉を聞くまでは人生をかけた戦い。 いざターゲットが決まれば、こんどは結婚に持ち込むまでは、その男に飽きられないように、素敵な女性でいようとするんです。
でも、たったひとりの愛する男から素敵だと思われることが、これもまた難しいんですね。 というのは、女はこの男にどれだけ愛されているのか知りたくなる。
この男の生涯でいちばん愛された女でありたいと思うと、愛を試したくなる。 つまり、そこが女の中の葛藤でもあるのですが、結婚したいと強く願う男であればあるほど、わがままになってしまうことがあるんです。

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